愛媛県松山市の長谷川歯科医院が運営する入れ歯・義歯専門サイトです。部分入れ歯、総入れ歯などの治療のご紹介。

入れ歯・義歯の基礎知識

入れ歯の部位名

床部分(義歯床)
お口の中の上のあごに密着される部分、または歯ぐきの上の歯の土台となる部分。


バネ
入れ歯を固定するために歯にかけるためのもの。クラスプや鉱(こう)と呼ぶこともあります。


バー
左右の奥歯などをつなぐ架け橋を「バー」を呼びます。プラスチック(レジン)床でつなぐ場合と金属のバーでつなぐ場合があります。


人工歯
歯となる部分。

入れ歯の部位名

総義歯の「床部分」の種類

総義歯(いわゆる総入れ歯)の種類を分けるとき、比較しやすいのが「床部分」です。
上の歯の口裏に密着される床部分は、大きくプラスチック(レジン)床と金属床に分けられます。その違いを説明します。


プラスチック(レジン)床と金属の比較
プラスチックと金属の最大の違いは、金属床の場合は床部分を薄くできる点です。
【1】【2】の写真でお分かりのようにかなり差があります。
(厚さ:【1】プラスチック1.5mm〜3.0mm以上 【2】金属床0.25mm〜1.0mmくらい)


プラスチック(レジン)床と金属床の費用
プラスチック床は製作方法にもよりますが、一般的に保険が適用されるため、安価に治療できます。
金属床の場合は自費治療ですが、総入れ歯の場合は「選定療養」の制度によって治療費の一部が保険で支払われるので、患者さんの負担が軽減されます。これに対し、部分入れ歯の場合はすべて自費治療になります。


総義歯の「床部分」の種類
※「選定療養」の制度に関しての詳細はお問い合わせ下さい。

プラスチック(レンジ)床と金属床の長所と短所

プラスチック(レンジ)床と金属床の長所と短所

プラスチック床の長所・短所

長所 金属床より軽量である。(一部の金属床を除く)
加工や調整がしやすい。
比較的安価
短所 変形しやすい。
金属床に比べるよこわれやすい。(歯損しやすい)
熱の伝導性が悪く、丈夫さを補うためにどうしても厚くなるので、より熱を伝えにくい。

金属床の長所・短所

長所 金属は丈夫なので薄く作ることができ、そのため口の中がせまくならない。
変形しにくい。
食べ物の温かさや冷たさを感じやすく、おいしさを味わうことができる。
短所 プラスチックより調整がむずかしい。
金属味を感じこともある。
高価。

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